4月中旬、カレラ・ワイナリーのジャシュ・ジェンセン氏の通訳として、外反母趾の術後の片足を引きずりながら東京へ行ってきました。ジャシュにとっては数年ぶりの東京訪問でしたが、相変わらずのカレラワインの人気ぶりに感動、そして驚いていました。こういう仕事で行くと、ゆっくりお話が出来ないのが残念ですが、セミナー、テイスティングで懐かしいお顔に会えてとても嬉しかったです。カレラ・ワインファンの方たちとのディナーでは、ワイン大好きの方たち、明るい素敵な女性たちにお会いできて楽しいひと時を過ごしました。
2007年4月21日土曜日
翼のない鳥
先日、血液検査の結果、私の胃にピロリ菌が住んでいる?ことがわかり、1日に4回も4種類の薬を14日間にわたって飲まなければならず、薬漬けという感じで暮らしています。アルコールは1滴もだめということで、数箇所でのテイスティングの予約をキャンセルして無念。スタッフの一人に「ワインが飲めないなんて羽のない鳥のようなものですね」といわれて、「うーん、全くそのとおりだわ」と変なところで感心してしまった次第。
乳製品も薬を中性にしてしまうのでだめということで、こちらも頭痛の種。コーヒーショップへ行くと自動的にシングルカプチーノをオーダー。娘に「ミルクはだめでしょう」と注意されて、「あっ、そうだ」と気が尽く始末(ため息)。 あーあ、普通のコーヒーしか飲めないのかなと嘆いていたら、ソイミルクという手もあるよと言ってくれたので、豆乳でカプチーノを飲んでいます。健康食一辺倒の女性になったみたいで奇妙な気持ちです。
ディナー用のワインを買いながら、自分が飲みたいワインも買って、これは17日後まで取っておくことと指示し、レイと娘には私が飲まなくても後悔しないワインを飲ませるという小細工をしています。それでも私に同情している二人は文句も言わずに飲んでいました。ワインを飲まないと食事が早く終わってしまうし、あんまり話をする気分にもなれず、娘とレイの会話をどっちらけで聞いているだけで味気ないものです。
手術後、9週間がたって、腫れが徐々に引いて、後数週間で普通の靴が履けると張り切っています。5月になると胃のほうも健康になるはず。歩きやすくなった足と快調になった胃を得て、新しい表情をもつワイン トークのサイトとともに羽ばたきたいものです。
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