2009年6月11日木曜日

涼しい初夏 2009年



発芽、開花と順調だった。霜の害にあうこともなかった。そして6月。結実して硬い緑色のブドウの房が葉の陰に見えている。
カリフォルニアの6月は太陽がたくさん当たる月なのだ。それが今ひとつ気温が上がってくれないので、涼しい栽培地区はちょっと気をもんでいる。
昔は剪定をしたら、後は芽が出てブドウが生長して収穫するのを待つというシンプルな栽培だったけれど、今は、いろいろと手間をかけなければいいブドウが育たないということがわかった。特に今年のように気温が思うように上がってくれず、曇った日が多いと、摘葉と呼ぶ作業が早速行われている。ブドウの房が葉に覆われているので、房の周辺の葉を取り除いて、房に太陽が当たるようにするのだ。近所の畑でもせっせと摘葉作業が行われている。