2010年11月2日火曜日

サンフランシスコ・ジャイアンツ優勝



悲願の優勝を達成。私が当地に住んで10年後、サンフランシスコのジャイアンツは2002年に優勝に王手をかけて、ほぼ勝利が決まりかけていたのに、監督がピッチャーの選択を誤って、信じられない!という感じで負けて、呆然としたのを記憶している。その後はボンドがいたけれど、ワールドシリーズまでは到達しなかった。そして今年は新人が多く、シーズンの初めは負けが多く、今年もこんなものかと多くの人が思っていた。それがルーキーの捕手、若きエース、ルーキーの投手がきっちりと決めて、最終戦はベテランがホームランで優勝。
相棒は勝っても負けてもゲームに通い続けた。本物のジャイアンツファン。プレーオフ、そしてワールドシリーズには日本の友人がプレゼントしてくれた読売ジャイアンツのユニフォームを着てサンフランシスコ球場で観戦。
最終戦は友人宅で見た(ゲームはテキサスなので)。写真ではしらけた顔をしているけれど、本当はすごく嬉しいのだ。TV観戦中にワインを何本も飲んで出来上がっていたけれど、優勝決定直後はスパークリングワインで乾杯。49ナーズがスーパーボールで優勝したとき以来の、グッドニュース。

2010年11月1日月曜日

ハーベスト・パーティ



どんより曇り空、時々雨の予報だったけれど、ベッドロック(Bedrock)ワイナリーのハーベスト・パーティに招かれた。ベッドロックのオーナー兼醸造家はソノマ・ヴァレーのワイン業界のサラブレッドとして将来を期待されているモーガン・ピーターソン。父親はレーヴンスウッドを立ち上げたジョール・ピーターソン。
モーガンと彼のワイナリーについてはニュースレター43号に書いたけれど、いいワインを造っている。ベッドロックは個性のある優良ぶどう園と契約をして,ブドウ畑名入りのワインを造っている。28歳のモーガンは自分よりもずうっと年上の栽培農家を招いてハーベストパーティを開催。好青年だ。
お客さんの半分は彼の父親ほどの年齢の栽培農家の方々、それに若者が半分。父親と一緒に所有しているブドウ畑の真ん中にテントを張ってのパーティ。月も星もない真っ暗な空の下、畑の真ん中にある細い道を歩いてテントにたどり着くのに一苦労。
いかにもカントリー風のパーティなのだけれど、いいワインがテーブルにたくさん並んでいた。そして食べ物も美味しかった。コペイン(Copain)のシラー、カ-リスレ(Carlisle)の2008年のジンファンデルのマグナム、コート・ド・ローヌ、そしてもちろんベッドロックのワインを楽しんだ。隣に座った女性は最近新しくモーガンが造ったワインのブドウ畑のオーナーで、5年ほど前までは東海岸で編集者をしていたという。ブルーグラスのバンドで踊って(飛び跳ねて)楽しいひとときを過ごした。