2009年8月30日日曜日

女性のためのカリフォルニアワインの本




8月19日から日本滞在中です。「女性のためのカリフォルニアワインの本」という本を牧歌社から出版しました。ずいぶん前に書いた「カリフォルニアワインパスポート」は教科書的な本でしたが、今回はワインに関心を持って下さる女性のために軽いのりで書きました。この本の紹介もかねてワインパーティを開催。東京のカリフォルニアワインガーデンで素敵なワインファンの方たちとお会いすることができました。ワイン占いの話で盛り上がりました。
次は函館でお出かけワイン学というしゃれたネーミングの道新文化センター主催の和田氏が講師のワインクラスの一環「中華料理とワイン」がテーマの会に出席させていただきました。木村史能料理長がこの会のために特別メニューを作成。フルーティなカリフォルニアワインによくマッチするおいしい料理が出されました。海の幸のモッツァレチーズ入り特製塩炒めとペドロンチェリーのソーヴィニヨン・ブランがよくマッチしていました。中華料理にとろりと溶けたモッツァレラチーズが入っているところがユニーク。とってもおいしかったです。それからスモークダックの湯葉包み、新北京ダックとレッズ(ローレル・グレン)もよくあっていたので感激。写真がないのでラベルだけでお許しください。
私の本は主な書店とアマゾンで売っているので、関心のある方はぜひ買ってください。

2009年8月16日日曜日

2009年ハーヴェスト始まる



久しぶりにブドウ畑を回った。色づきがほぼ終わりつつある。もっともどこの栽培地かによって、それからどの品種かによって違うけれど。
一般的には例年より3週間遅いと言っていた。でも猛暑などがやってきたらあっという7間に糖度が上がるから、まだまだわからない。
スペイン系のスパークリングワイン生産ワイナリー、グローリア・フェラーが2009年のスパークリング用のピノ・ノワールを8月10日に摘んだ。これがソノマでは今年初の収穫。
晩熟品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンのブドウはまだ色が均一になるほどには熟していない。コリソンワイナリーのキャシーが「カベルネを造っているから、まだまだ心の余裕があるわ」といってにっこり。
いよいよ2009年のワインが生産される季節になった。毎年のことだけれど、どうかハーヴェストが順調に進みますようみと祈るばかり。「グッド・ラック・オン・ユア・ハーヴェスト」とこの季節のあいさつをすると、真剣な表情で「サンキュー」という言葉が帰ってくる。