2009年12月11日金曜日
アメリカンフットボールとワイン
私はアメリカンフットボールの大ファン。ひところは49ナーズのシーズンチケットを持っていて、日曜日のゲームの時間はミーティングの予約も入れないという徹底振りだった。オーナーが変わってチームの品が落ちてしまったのでシーズンチケットは放棄。でもゲームは見ている。
先日ニューオリンズへ越した友人がガールフレンドを伴ってソノマにやってきた。マンデーナイト・フットボール(月曜日のナイトゲームで全米で放映される)は無敗のニューオリンズ、セイントと名門チームのイングランドのゲーム。絶対にみなければならないとジョンが言う。それを聞いた相棒は張り切ってゲームディナーを用意した。
二人はランスとサンディの家に泊まっているので、この二人も招待。
まずはチップスとホームメードのサルサ、ワカモリ(アボカドを使ったディッピング)にドイツの2007年のPRINZのリースリング(ラインガウ地区のものでトロッケン)。
ランスがあわびをガーリックとバターで料理。相棒はカキフライ。ニューオリンズではオイスターを大いに食べるからというのがその理由。この2品にピノを合わせる。まずはノールのピノ。ジョンがカリストガの町を訪れてワインショップに立ち寄ったらノールのピノがあったのでジンファンデルのワイナリーだと思っていたのにピノも造ってるんだというので買ってきたもの。2007年のノールのピノはエレガントで酸味がきいていてクラシックなピノだった。カキフライとあわびによくマッチ。じゃあ、次はオレゴンのピノにしようと2007年ボーフェレーのピノをオープン。このワインには飲み方のルールがある。瓶内に炭酸ガスを注入してあるのでエアレイト(デカンタ)して少し時間を置いてから飲むことというもの。炭酸ガスが消えて時間がたったらきれいなチェリー風味が出てきて美味しい。2本のピノはあっという間に空。そこで相棒はじゃあもう1本オレゴンのピノをというので2006年のソーターのベーコンヒルズのピノをオープンした。ボーフェレーよりもう少しボディとコクのあるタイプのピノだった。
テレビに向かって叫びながらのディナー。予想ではニューイングランドが勝つと言われていたのに、ニューオリンズが断然に強い。
もうこれでワインも料理も終わりと思っていたら、相棒が牛肉を焼くという。「えー、まだ食べるの?」と言いながら料理が出てきたら全員がぱくぱくと食べている。フォーマンのセカンドラベルであるシャトー・ラ・グランデの2006年のカベルネとアルゼンチンのミシェル・ロランが造る2007年のクロ・デ・シエテで肉料理をいただく。
ニューオリンズが大きな点差をつけて勝ったので、ジョンもガールフレンドのリサも嬉しそう。美味しいワインと料理、ひいきチームの勝利。愉快な仲間と美味しく食べて楽しく過ごした一夜だった。
2009年12月2日水曜日
ペニンシュラ・ホテルのイベント
ペニンシュラホテルでワインイベントがあって、そのイベントにカレラとオーボンクリマが招待されて、その通訳としての依頼を受けて東京に行ってきた。素晴らしいホテルでランチョンとセミナーを無事こなしてソノマへ戻った。
ランチョンはザ・ペニンシュラビバリーヒルズのシェフのジェームス・オーバーボウの料理にオーボンクリマとカレラのワインを合わせたもの。どの料理も美味しかった!
その翌日はユニオン・スクエア東京でのイベント。東京のミッドタウンは一足先にクリスマスの演出をしていた。きれいなライトアップ。でもこれって純粋に商業作戦だよね。キリストの誕生とかっていうことはまるで関係ないのよね。ふーん。でもカラフルで美しかった。冬の光の祭りってとこかしら。
ワインカントリーはすっかり秋。そして感謝祭、娘が帰ってきてディナー、パーティと忙しく楽しく過ごしていたら、あっという間に時が過ぎた。町はホリデーシーズン一色になる。
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