2009年7月18日土曜日

ハピーアワー



週日、月曜日から木曜日、午後4時から6時まで、ハピーアワーと称して、飲み物とスナックを極安で出しているレストランがある。最近は不景気なので、ハピーアワーに工夫を凝らしてお客さんの関心をひいているところが多い。
ナパヴァレーのセント・ヘレナにある有名レストラン「グレイストーン」からニュースリリースのメールが入った。
一人10ドルで1グラスのワインとスナックが楽しめるというもの。このレストランの食べ物はとっても美味しい。早速行って見た。
なんといってもセッティングが素晴らしい。テラスから29号線を挟んで向こうに見えるブドウ畑を眺めながら、一流レストランのフレンドリーなサービスと味を楽しむ。ワインはリパブリックのソーヴィニヨン・ブラン、グローリアフェラーのスパクリングワイン、アンティのロゼから1グラスを選べる。ワインの洗濯としては悪くない。超高級ワインで歯ないけれど、安価なワインでもない。そしてスナックはテンプテーションとネーミングされたこのレストランで私が昔から大好きだったアペタイザーがなんと4種類もついてくる。セロリのスープ、揚げワンタン、モッツレーラチーズとプチトマト、スモークサーモン、フォアグラにみじん切りのピーチ。少量ずつなのだけれど、どれもとっても美味しい。
酔い計s期を眺めながら、くつろいでワインとアピタイザーを楽しんですっかりくつろいだ。この後が問題。あんまりいい気持ちになって、もう少し飲みたいし食べたいねということになってしまうからだ。そして結局はもう少し食べて帰ったので、お一人様10ドルでは決して終わらないということ。このプロモーションは効果的だと思うよ。そして楽しかった。

2009年7月11日土曜日

BQの季節



私が住む家は、昔、金持ちが別荘として使っていた家だから夏用に建てられている。ということは冬は暖房設備が貧しくて、とっても寒い。夏はソノマ山に沈む夕日を眺めながら庭で食事を楽しむのは最高の気分。それを有効に使わない手はないと、庭で食事が出来る季節になると、相棒はせっせとBQをしてくれる。最も太平洋からやってくる霧がソノマ山の向こう空やってくる日は、太陽が沈むと気温が一揆に落ちるので寒くて震え上がるけれど。
この日は牛肉と新鮮な野菜、スプリングオニオン、日本のなすび、ベビーポテトにオリーブオイルをさっと塗って焼いたシンプルなメニュー。
シンプルな料理に合わせたのがグッドヴァリューのアヴァロンのカベルネ。町の行きつけのワインショップで12ドルで買った。フルーティでコクがあって、スタイルは今風だけれどオークの香りと味が強すぎず、二人で1本を簡単に飲み干してしまった。シンプルな夕食だけれど食材はオーガニックでフレッシュ、そういうディナーに気軽に飲めるカベルをあわせて楽しい夕餉を過ごした。

2009年6月11日木曜日

涼しい初夏 2009年



発芽、開花と順調だった。霜の害にあうこともなかった。そして6月。結実して硬い緑色のブドウの房が葉の陰に見えている。
カリフォルニアの6月は太陽がたくさん当たる月なのだ。それが今ひとつ気温が上がってくれないので、涼しい栽培地区はちょっと気をもんでいる。
昔は剪定をしたら、後は芽が出てブドウが生長して収穫するのを待つというシンプルな栽培だったけれど、今は、いろいろと手間をかけなければいいブドウが育たないということがわかった。特に今年のように気温が思うように上がってくれず、曇った日が多いと、摘葉と呼ぶ作業が早速行われている。ブドウの房が葉に覆われているので、房の周辺の葉を取り除いて、房に太陽が当たるようにするのだ。近所の畑でもせっせと摘葉作業が行われている。

2009年5月26日火曜日

メモリアルデー


メモリアルデー(戦没者記念日)が月曜日なので、土、日、月と3連休。この日はBQをして楽しむのが慣わし。私たちは日曜日にブランチ、そしてメモリアルデーはサンフランシスコ・ジャイアンツの野球観戦。
11時からのブランチにはランス&サンディ、パム&ジェリーの常連が我が家にやってきた。4人と相棒は大学時代からの仲間で、今も仲がいい。
ブランチはベーグルに、スモークサーモン、クリームチーズ、レタス、キューリ、トマト、タマネギをそれぞれが選んでサンドイッチにして食べるという美味しくて簡単なメニュー。ソノマのベーグルはオーナーのおばあちゃんがニューヨークで手作りしていたレシピーを元に、ベーグルの店をオープンし、ごく最近まで手作りだった。通常お店で売っているベーグルはソフトで丸いところだけがベーグルっていう感じだけれど、味は普通のパンみたいのが多い。でもソノマのこの店のベーグルは皮が硬くて中がシコシコと腰のあるユニークなベーグル。これがベーグルだと知ってしまうと、他のベーグルは食べられない。
まずはミモザ〔スパークリングワインにオレンジをミックス〕で乾杯。ミモザはスペインのカバを使った。食事のときはソターのスパークリングワインのロゼ。ナパヴァレーでコンサルタント、そして醸造家として有名だったトニー・ソターがオレゴンに越して、定住し、そこでピノとスパークリングワインを造っている。フルーティで上品な泡。ボディもあって、食事に良くあっていた。
あまり強いとはいえない、ジャイアンツ、若手が増えて知ってる選手はあんまりいない。でもトラヴィス・イシカワという選手が大好きだったJTスノーに代わって一塁を護っている。日本名なので応援。今までは全然打ててなかったのに、この日はヒットが3度、そして今シーズン初の本塁打。やったね。メモリアルデーということで両チームが赤い野球帽を被っていた。「兵隊さんは規律願います」と4イニングでアナウンスがあった。そして全員が立ち上がって感謝を表して大きな拍手。そして「美しいアメリカ」だったと思う、アメリカをたたえる歌を歌った。まだイラクとアフガニスタンで戦争中なのだということを実感。
テレビではイラクとアフガニスタンで戦死した兵隊さんの墓地で、父親を知らない子供たちがお墓参りをしている光景を報道。必要がなかったイラク戦争で命を落としたアメリカの若者たち。哀しくてみているのが辛かった。

2009年5月20日水曜日

バーベキューの季節到来



ブドウの花がひっそりと咲いている。鼻を近づけるとほんのりと石鹸の香りがした。でも強く吸い込みすぎて、花粉が鼻腔と気管支まで入って、瞬間花粉症になった。
初夏がやってきた。1日だけ日中の気温が30度を超えて、ちょっと早すぎるなあと嘆いたけれど、翌日から20度台の気温で気持ちがいい。
相棒が2009年初のバーベキューをしてくれた。得意のチキン一羽を庭で1時間かけてバーべキュ。ジューシーで心なしの炭の香りがして絶品。お店で売っているローストチキンは美味しいと思わなくなってしまった。
合わせたワインはフォーマンのリックが奥様と一緒に造っているRossi Wallaceというブランドのシャルドネ。ノー・オークのすっきりしたシャルドネでチキンとぴったり。カリフォルニアのトロピカルフルーツとオークがたっぷりのシャルドネをイメージして飲むと、シャルドネとは思われない。どちらかというと、よく出来たヨーロッパの白ワインという感じ。上品で酸味が程よくフルーツがきれいな楽しく飲める白ワイン。シャブリが大好きというリックらしい白ワイン。1本が25ドル、150ケースだけ造っている。

2009年5月12日火曜日

母の日に飲んだワイン


昨日は母の日。毎年娘がブランチを作ってくれていた。でも今年は学校があるので、サンディエゴにいて帰ってこれなかった。「大丈夫よ」といって、本当にそう思っていたのに、いざ朝になったらやっぱりちょっと哀しい。娘が電話をくれて長話。それで気が晴れた。
相棒が「僕の母親じゃないのに」とぼやきながらも、ディナーを作ってくれた。アジア系料理が食べたいといったものだから、それに沿った料理に挑戦。味は今一だったけれど、その心に感謝。
まず出来あいのツナの握りずしに(そう、ソノマでも買えるのです)合わせてドイツのリースリングをオープン。うん、なかなかいい。次ぐにチキンのササミを薄切りにしてさっと茹でて、それにごま油と醤油のソース、キャベツの千切り。刺身風でなかなかいけるので感激。これにリースリングもぴったり。次は小さなタコをミリンと醤油でさっと焼いて出してくれた。このときにはリースリングがなくなったので、タリーのピノ・ノワールをあけた。タリーのピノは十分熟しているのだけれど冷涼な地区のピノなので、フルーツの甘さがそれほど強くなくて上品。偉大なワインではないけれど、飽きずに飲める。最後に北海道ホタテのグリル。これをピノと一緒に美味しくいただいた。ソノマで北海道のホタテは珍しい。嬉しかった。娘がいない寂しさをさりげなく埋めてくれた相棒に感謝。
ボトルを2本開けたのに酔いがそう強く回ってこない。その理由はリースリングはアルコール度が9%、タリーのピノは14.3%。平均するとアルコール度は11.6%と低いと相棒が言う。なるほど。

2009年4月26日日曜日

Earth day



地球の日?とネーミングされた日に、バイオダイナミクスのブドウ栽培で知られるベンジガーから招待状が来たので行ってみた。40代の女性が主な20人ほどのグループに混じって、いろいろ話を聞く。バイオダイナミクスに使う大切なメス牛の角やクリスタルの粉なんかを手にとってみる。メス牛の角に馬糞(だったと思う)を詰めて埋めておくと中の糞が緑色になっている。それを夕方耕した畑に散布するのだという。ブドウ栽培が専門なのだけれど、バイオダイナミクスで栽培するということは家庭菜園の気持ちで取り組むのに似ていて、細部に注意と愛情を注いでいる。ブドウだけではなくて野菜もたくさん栽培していて、ソノマの町の高級レストランに卸している。益虫を招く草花がたくさん植えられている。そのひとつ華やかな紫色のラベンダーのそばで話を聞いていると、ミツバチがぶんぶんと蜜を吸っていて、そばにいる人間になど目もくれない。
今年は暑い日が早くにやってきたせいでブドウ畑は新芽がすっかり伸びて畑は緑色になっている。