2008年11月6日木曜日

カリフォルニアワインとジャズ



週末の夜、友人のケイコさんのお宅でホームコンサートが開かれた。ケイコさんのお宅は天井が高く、広々とした板張りの居間に立派なグランドピアノが置かれていて、コンサートにぴったりなのだ。
この夜はソノマに住むジャズギターリストのブライアン・ノヴァを招いてのコンサート。忙しいスケジュールの合間を縫って、ケイコさんのリクエストに応えて来てくれたもの。ブライアン・ノヴァは毎年年末に日本で朝日(だったと思う)新聞主催のジャズコンサートを開いているという。
20人ほどが集まった。この夜は、日本人は3人しかいないのに、「コンバンワ!ワタシノナマエハブライアンデス」と日本語で挨拶。12月の日本公演に向けて日本語の勉強?
私はどちらかというと、スピード感のあるハードロックが好きなのだけれど、友情参加。隣の町のトモコさんも「じゃあ、友情の友情だわね」といってやってきた。
居間をちょっとサロンっぽくして小さなテーブルを何個か置いてそれを囲む椅子がおいてある。キャンドルを灯したらという私のサジェスチョンに、いいアイデアねというので、キャンドルが灯って、いい雰囲気。
さて、ワインを飲みながら聴くのに、どのワインがいいかしら。女友達と一緒だから、白ワイン。そこでフォーマンのシャルドネを持参。酸味が程よく利いていて、それでいてフルーツが豊かなので、食べ物無しで、2グラスは軽い。同じ気持ちの人がいたようで、あっという間に空になってしまった。
地元のグローリア・フェラーの女性社長イヴァがスパークリングワインを数本持参。これも好評。
この夜は難しいジャズではなくて、古きよき時代のラブソングと楽しいジョークを交えての演奏。ジャズとはこういうものという解説もしてくれた。なるほど。演奏者同士の会話なのだそうだ。ギターのテクニックは抜群。生演奏、それもすぐ近くで聴くことが出来る生演奏というのは、最高の贅沢。
ジャズとカリフォルニアワイン。いい感じ。

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