2009年4月23日木曜日

Buenos Aires 5



翌日は1時間かけて、ラ・ペナの材料となるフナへーニョとネーミングされた相棒とマーク、その他数人で共同所有している畑を見に行く。遠くに雪をかぶったアンデスが見える。ブドウ畑のそばで恒例の子豚の丸焼き、新鮮な野菜のサラダのランチを楽しんだ。それから3つほどワイナリーを回った。アルトセドロ(Altocedro)、アチャヴァル・フェレルー(Achaval-Ferrer)、オーフォールニエ(O.Fournier)とそれぞれ個性が違う。
アルトセドロは昔からあった古いワイナリーを青年が買い、ブドウも自分で植えて個性豊かなワインを造っている。ワイナリーは大きいので自分が使う部分だけ近代化している。昔のワイナリーってこんなんだったんだなと残りの箇所を見て学んだ。
アチャヴァル・フェレルはいまや近代の老舗ワイナリーだ。ブドウ畑のテロワールを表現するワインを造っている。そのワインは落ち着きを感じさせる。この土地のワインでは最高峰を行くワインだと思った。
オーフォルニエはスペインの実業家が建てたモダンな建物、まるで宇宙ステーションみたい。テイスティングルームは全てガラス張り。池と噴水が建物を囲んでいる。タンクもセメント、ステンレ、少量生産のための小型発酵タンクと、全てそろっている。ワインは優等生で、いいワインなんだけれど、飲み手になにも伝わってこない。アルゼンチンは面白いワイン産地であることは確かだ(ワイナリーの詳細は次回のニュースレターに書きます)

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