2008年7月1日火曜日

16日ぶりのソノマ


空はからりと晴れて湿度は低く、涼しい風が吹く。ソノマの気候はしのぎやすい。数日前まではいくつかの山火事の煙がひどくて、我が家の裏庭から山が見えないくらいだったという。
地元の新聞にざっと目を通す。プラザの公園に住む鴨の親子の記事。ブダペストの公園の池にいたかも親子より一回り大きい。赤ちゃん鴨にパンをあげるのは健康を害するからやめようという記事が一面に大きく取り上げられている。パンを持って公園にやってきて鴨の親子に与えるのを楽しみにしている市民が多いけれど、パンは炭水化物だけで、他の栄養分がない。でも満腹になるので、ミミズとか栄養分になるものをさがさなくなってしまう。すると栄養失調になって死んでしまうというというのだ。
次のページには、町の散歩道に面している家のバラの木が大きくなりすぎて歩行者の妨げになるから切り払うように、と市からの通告が届いたけれど、バラの木をそれほどシビアに切ることはないんじゃないのという記事をその家のカップルの写真入で掲載。
ソノマは平和な町だなあという感慨にふける。スーパーへ行っても、働いている人はとてもフレンドリーで親切。それになんといってもスパースがゆったりしていて混み合っていないのがありがたい。昨日、空港からの帰りに寄ったサンフランシスコのスーパーは人で一杯。レジの人たちもフレンドリーにしている暇はない。
少々退屈でも、やっぱりいい町。

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